2023年09月20日

【レポート】『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』大ヒット舞台挨拶


劇場公開から10日後の9月18日。
新宿バルト9にて、大ヒット舞台挨拶が開催されました。


『Get Wild』が流れる中、MCのmicさんの呼び込みで、神谷明さん(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村香役)、EXILE/FANTASTICS・世界さん(モヒカンの容疑者役)、こだま兼嗣総監督が登壇します。

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神谷さんの『CHANCE』(『シティーハンター2』)の台詞で始まった舞台挨拶。

公開初週の週末ランキングが、動員・興行収入1位の大ヒットスタートを切ったことには、「蓋を開けるまでは不安も大分あった。」と、神谷さん。公開後に、業界関係者から頂いた連絡が好評で安心し、この勢いでもっともっと頑張っていきたいと、意気込みます。

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続く、伊倉も「良い脚本だし、スタッフみんな頑張って、絵もキレイだし、自信はあるのだけど、公開前はどんどんちょっと不安になってきて、10日ほど前から、胃が痛い日々を過ごしていたんですけれども…」と吐露すると、すかさず、神谷さんが「あれは何で!?(僕も)そっくり返るほどの自信があったのに…」と、同調し、2人で不思議がります。

公開後、「その週のイチバンになって、もう嬉しくなって、ちょっとお酒も飲みました(笑)」と、伊倉も、好スタートにはホッとした様子。

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上映前の舞台挨拶ですが、すでに鑑賞されたお客様も多数いらっしゃいました。初めて鑑賞されるお客様に「面白いですよ〜。」と、神谷さん。「うん、言わないからね。絶対言って欲しくないもんね!」と、伊倉のネタバレ封印宣言に、客席から安堵と笑いが起こります。


世界さんは、初日を含め、すでに3回観たとの事。幅広い世代の方が鑑賞されており、グッズも大人気で売り切れ続出!と報告します。再放送で観た世代ですが、親御さんが大喜びし、親孝行ができたと嬉しそう。

今回、直談判で出演に漕ぎつけたという、世界さん。
「運を使い果たしたのかな?というくらい光栄な出来事。」と語ります。相当緊張したとのことですが、他の登壇者は「とても活き活きと演じられている。」「相手役の感情を揺さぶる芝居。」「実に良い芝居をされた。」と、大絶賛!

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こだま総監督は、今作でも反響を検索せずに、舞台挨拶で初めて実感していると明かします。
「作っている時は、思いっきり楽しくイケイケでやってるのですが、いざ出来上がってから急に心配になるんですよね。もしかしたらという気持ちがありますし、終わってからホッとします。まだまだ油断しないです。」と、慎重な姿勢。
これには会場から「え〜!?」と驚きの声が。それを受けて、micさんの「最高でしたよねー!?」との問いかけに、大きな拍手で応え、勇気付けました。


そして、神谷さんが「今回の作品は、一言しか喋らない役とかたくさんいらっしゃるんですけども、全てが適材適所で、皆さん素晴らしかったです。是非味わい尽くして頂きたい。」と、言い添え、何度も楽しめる作品と自信を覗かせます。



イベント開催の9月18日は、神谷さんのお誕生日。
壇上に、バースデーケーキが運ばれ、会場の皆様と一緒にお祝いします。

神谷さんが「誕生日に併せて行うイベントはあっても、イベントが誕生日に重なるのは初めてで、それも77歳、喜寿。こんな嬉しい事はない。」と、顔をほころばせると、大きな拍手が降り注ぎます。「こんな(若々しい)喜寿いない。ビックリする!」と、伊倉。

ハッピーバースデーの曲を歌い、77本の薔薇の花束が贈呈されました。

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今の気持ちを聞かれた神谷さん。

「この年齢まで、お仕事を続けて来られるとは、この業界に入った時、想像もしていませんでした。劇団の先輩、山田康雄さん、納谷悟朗さん、熊倉一雄さん、太田淑子さん、平井道子さん、杉山佳寿子さん、錚々たる先輩が、声優への道の線路を敷いてくれて、そこに乗せて頂いて、今があります。門を叩くところを間違っていたら、ここまで来れなかったんですよね。そういう運を持っていた。このような素晴らしい作品に恵まれ、77歳の誕生日が、大ヒット感謝のイベントである…ということは、もしかすると、これ、まだ続くかな…?」と、胸を膨らませると、歓声と共に、また、割れんばかりの拍手が巻き起こります。



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ケーキを囲んでのフォトセッション。
「やられておりますねぇ。」と、神谷さん。
伊倉の手はハンマーに!



最後に代表して、神谷さんからご挨拶。

「改めまして、皆様、本日ご来場いただきまして誠にありがとうございます。皆様方の応援のおかげで今作が生まれました。そして更にその次を目指すのであれば、応援を続けて頂く事、この映画の素晴らしさを伝えて頂く事が必要になってくると思います。この作品が次の作品につながる事は僕の大きな夢でもあります。(今日は)誕生日でもあります。是非皆様その夢を叶えてください。どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」

更なる展開に期待を寄せつつ、感謝の言葉で舞台挨拶を締めくくりました。


『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、大ヒット公開中です!!

posted by 一音入魂音楽館 at 20:44| レポート(管理人)

2023年09月11日

【レポート】『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』聖地新宿舞台挨拶


『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』公開翌日の9月9日。

新宿の3劇場(TOHOシネマズ新宿・109シネマズプレミアム新宿・新宿バルト9)に、総監督とキャスト陣が登壇する、聖地新宿舞台挨拶が開催されました。TOHOシネマズ新宿の1回目の舞台挨拶は、全国各地の劇場でライブビューイングも実施。

このレポートでは、TOHOシネマズ新宿2回目の舞台挨拶の模様をお届け致します!

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時刻は16時15分。

『Get Wild』が流れる中、MCの伊藤遼アナウンサーの呼び込みで、神谷明さん(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村香役)、一龍斎春水さん(野上冴子役)、玄田哲章さん(海坊主役)、沢城みゆきさん(アンジー役)、堀内賢雄さん(海原神役)、こだま兼嗣総監督が次々と登壇。

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前日に公開されたばかりの今作が、この舞台挨拶後に上映される為、ネタバレ無しのトークセッションです。今作に出演もされている伊藤アナウンサーの進行で、登壇者が語ります。


まずは玄田さんから。「オープニングから期待してください!バッチリ集中してますんで、僕は!何が出てくるかお楽しみでございます。」と、含みを持たせた発言で、登壇者の笑いを誘います。

「たくさん美女が出てくるので、色っぽさの共演も楽しんで頂きたい。」と、冴子役ならではの視点で魅力を挙げた、一龍斎さん。

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「一秒も見逃せない。」と語るのは、伊倉。最後の『Get Wild』が今までとは違う感じに聴こえて、作品を鑑賞された皆様にどのように聴こえたのか知りたいそう。

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前作の台詞「俺を呼んだのは君だろ?」を、今作でも言いたかった神谷さん。ところがシナリオになかった為、「言わせて!」と、スタッフにお願いした事を明かします。また、「いつもに増して、ギャグからシリアスまで振れ幅が大変大きくなっております。その分お楽しみ頂けると思います。」と、見どころを語りました。

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とても難しい役どころの沢城さんは、緊張の面持ちで「私は、依頼人として、獠と香の元を訪れます…。歴史がある作品の中で、新たな歴史を作ってしまった感があるような…」と、慎重に言葉を選び、まだまだ「アンジー」(役)の熱が自分の中に残っており、なかなかフラットに観れないと、複雑な胸中を明かします。

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「とにかく、コミカルでストーリーが重厚ですよね。そこに海原神が登場してどういう風にこの先続いて行くかの期待感もあるし…」と語るのは、堀内さん。「コミカルでシリアス。映像キレイ、CGをうまく使って、音楽入って、とにかく深い作品ができあがってますので、是非お楽しみ頂きたい。」と、今後の展開にも想いを馳せます。

そして、こだま総監督が、「ゲストヒロインのアンジーは、もっこり無知、スイーツ無知、という面白さがあります。その表現をどういう風にしているのか映像を観て楽しんで頂きたい。後半は、本当のハードボイルドを観て頂くということになります。」と、締めくくりました。



ここでサプライズ!

『Get Wild』に続き、今作のオープニングテーマ『Whatever Comes』、挿入曲も担当した、TM NETWORKの皆さんからのコメントが代読されます。

宇都宮隆さん
「試写会で拝見して鳥肌が立ちました。僕たちもチラッと出演していて驚きました。」
木根尚登さん
「TM3人での曲の制作はデビュー当時に戻ったような楽しい時間が多かった。」
小室哲哉さん
「挿入曲「Angie(アンジー)」は、この曲ほど、ストーリーの深い意味を音楽で表現出来たことは無いのではと、とても、満足した楽曲に仕上がったと思います。監督、スタッフ、僕らメンバーが感じた気持ちは映画を観てくださった方にもきっと伝わると思っています。」

コメントに込められた想いは、この後の上映で会場のお客様に伝わった事でしょう。
TM NETWORKの出演については「最初から目を離さず注目して頂きたいですね。」と、こだま総監督。オープニングから瞬き厳禁!?の今作です。



そして、映画の公開を祝し、鏡開きを実施!

会場のお客様の手には、入場時に配布されたバルーンハンマーが。
伊倉はもちろん…!?
神谷さんの「シティーハンター!」の掛け声をきっかけに、会場全員で「大ヒットーー!!」。それと同時に、キャノン砲も発砲されました。

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最後のご挨拶は神谷さん。

「改めて、本日はご来場賜りましてありがとう存じます。シティーハンターがここまで続けてこられたのも、たくさんの方の応援があったからこそでございます。僕たちはこの後もまだまだ続けたいと思っております。どうぞ、なお一層のご支援を賜りたいと存じます。今日は本当にありがとうございました。」
と、応援してくださる皆様への感謝と次回作への意欲を語ると、会場全体から大きな拍手が降り注ぎました。


『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、全国で大ヒット上映中です!


posted by 一音入魂音楽館 at 07:00| レポート(管理人)

2023年08月10日

【レポート】『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』プレミア舞台挨拶付き試写会

公開まで後1か月と迫った、8月8日。
『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の全国一斉試写会が実施されました。TOHOシネマズ新宿では、プレミア舞台挨拶も開催!

前作に続き、歌舞伎町セントラルロード(ゴジラロード)に掲げられたフラッグに導かれるように、TOHOシネマズ新宿3階のロビーに入ると特大看板がお出迎え。新宿に帰ってきたと感じる瞬間です。スクリーン9前には、キャラスタンディと、フォトスポットも!

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舞台挨拶の前に開催されたマスコミ向けのプレミアイベントでは、MCのmic(みっく)さんの呼び込みで、神谷明さん(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村香役)、沢城みゆきさん(アンジー役)、堀内賢雄さん(海原神役)、山里亮太さん(ナンパ好きの男役)、杉江理事長(一般社団法人新宿観光振興協会)が登壇。

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神谷さんが「公開までひと月となりました。今は、ドキドキ最高潮でございます!」と語ると、伊倉、沢城さん、山里さんも「ドキドキ最高潮!」とそれに同調。公開を前に、キャストも、はやる胸のうちが抑えきれないようです。
実は『ナンパ好きの男役』も演じたかったと言う堀内さんには大慌ての山里さん。しかし、かつてゲストキャラをされていた堀内さんが今は素晴らしい敵役をされていると知り「僕もいずれは…」と、目を輝かせます。


新宿と縁の深い『シティーハンター』。
この度、『冴羽獠』が、新宿観光アンバサダーに任命されました!

杉江理事長より「36年もの間、新宿で大活躍をされている。新宿を舞台にした作品はたくさんありますが、こんな長い間繋がっているものは無いのでは。新宿の街のPRもお願いしたい。」との選任理由を聞いた神谷さんも「新宿でそんな立派な役を頂けるとは思いませんでした!もっこり嬉しいです!」と、感無量な様子。
伊倉も「新宿を守るなら獠しかいないと思っています!あと、ウチには警察関係者(冴子さん)もいますので、なんとかやれると思います。」と、どこか誇らしげ。
任命証の授与に続き、等身大の冴羽獠のフィギュアの除幕式が執り行われました。

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冴羽獠フィギュアは、新宿観光案内所に展示、名刺も限定配布されます。広報カーが、『GetWild』に獠と香の声を乗せて、新宿の街を走行することも発表されました。(一般社団法人新宿観光振興協会サイトお知らせページへ)

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時刻は18時半。
TOHOシネマズ新宿スクリーン9にて、舞台挨拶が始まりました!

神谷明さん、伊倉一恵、一龍斎春水さん(野上冴子役)、沢城みゆきさん、堀内賢雄さん、関智一さん(ピラルクー役)、木村昴さん(エスパーダ役)、山里亮太さん、こだま兼嗣総監督が次々と登壇。これほどまでに『リョウ』という名前で良かったと思ったことは無いと語る、MCの伊藤遼アナウンサーも今作のどこかに出演されているそう。

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開始早々、「皆さんの期待に間違いなく応える作品に仕上がっております。是非、期待を。大いに胸を膨らませて、もう暫くお待ちください!」と、太鼓判の神谷さん。

伊倉は「獠〜!いつまでももっこりしてると100tハンマーお見舞いするわよ!」。続く、一龍斎さんも「ねえ、冴子よ。みんなと会えて嬉しいわ。今日はゆっくりして行ってね。」と、冴子の声でご挨拶。ゲスト出演の沢城さんは「アンジーは是非本編で出会って頂ければ…」と、ネタバレに配慮します。
堀内さんが「大変な倍率を勝ち抜いて、海原神をやらせていただきました…」と、今回の舞台挨拶のプラチナチケットぶりに絡めた挨拶で会場の笑いを誘うと、声優業界でも1,2を争う『シティーハンター』ファンを自負される関さんが、20年ほど出たいと言い続けて念願の出演!と明かします。
登壇者の中で一番の若手の木村さんは、ご自身の役割として、新しい世代のファンにバトンを繋いで行きたいと、考えられているよう。ドンピシャの世代の山里さんは「瞬きしたら(出番を)見失う可能性があるので、見逃さずに見て頂きたい。」と、語りました。

そして、こだま総監督が、「テレビ放送から36年経ちまして、今回は避けて通れないストーリーを作らざるを得なかった。それをアニメオリジナルで作りました。途中もずいぶんと紆余曲折がありまして、もうダメかなという時もあったんですけれども、やっと完成しました。もう、今日の晴れ舞台にホッとしています。」と、今作について胸の内を明かしました。



ここからはトークセッション。

神谷さんの「この作品、脚本を読ませて頂いて素晴らしいと思ったんですね。吹き込みの前に資料用のVTRを頂きまして、絵を作っている皆さん方の素晴らしい力を感じました。今回の資料用の映像には音楽も入っていたんですね。それらが全部ずっしりと肩に重くのしかかってきました。こういう作品は当たらなかったことがないんです!だからもう僕たちはそれに負けないように頑張って演技をしました。作品の内容はあえて触れませんけれども、それだけみんなの力が終結した作品になっています。是非楽しんでください。よろしくお願いします。」との一言一言に、伊倉も大きく頷き、語り始めます。

「あのね、一足先に私たちは見せてもらってるんですけど、5秒で『おぉっ!』ってなります。で、30秒くらい経った時に『おおお〜ふふふふ…』となります。もれなく『Get Wild』がエンディングでついてきますが、初めて出来上がったものを観せてもらった時、『Get Wild』を聴いている時の気持ちが、いつもとちょっと違うなっていう……」と、述懐していたところ…「わかります〜先輩〜!『Get Wild』が流れたら、『シティーハンター』に出たって気持ちになれるのかと思ってたんですけど、今回……ちょっと違いますよね。」と、沢城さんが同調。共感し合う二人は、同じ事務所の先輩後輩です。続けて伊倉が「…なので、皆さんがどんな気持ちで『Get Wild』を聴くのかな?というのが楽しみで、いつか聞かせて下さい。」と、にこやかに会場に呼びかけました。

原作の『海原神』推しという関さんは「先輩の堀内さんの演技がすごいカッコイイ!んですよ。イメージ以上の海原神でした!」と、大興奮。そんな先輩、堀内さんが「声優業界40…何年になるんですけど、先輩のいる収録現場、自分を知って下さってる先輩と一緒に仕事が出来て、また同じステージに立てるというのは感無量です。作品だけじゃなくて、僕に取っても素晴らしい。一生懸命やらせていただきました。」と、しみじみ語る姿に、まるで姉のような視線を送っていた一龍斎さん。「新人の頃のお互いの学びの場が下北沢でね、彼が頑張ってる時からみていたので…すごい立派!と思いながら見ていたんですよ。」と、目を細めます。
幅広い世代のキャストが揃った舞台挨拶です。

そして、話が及んだ途端、自身をディスり始める山里さん。「皆さんも気付いてるでしょ!1人だけ名前のない男が(舞台挨拶に)来て何を喋るんだって!俺のセリフきっかけで『GetWild』絶対流れないですからね!?」と、話を振られた、こだま総監督の「…難しいです。」には、「大人の間を空けた『難しい』は、しっかりとした『ノー』だからね!」と、オチまでしっかり!

先輩たちの楽しい会話にすっかり緊張がほどけた様子の木村さん。関さんとの掛け合いが始まります。どちらの方が神谷さん、伊倉の2人と関係性が深いかの対決?では、関さんから、神谷さんと『小包』のやり取りをされているとの驚きの発言が。事実確認を受けた神谷さんは「お送りするとちゃんと返ってくるので、嬉しいです。」と、にっこり。これには木村さんも思わず「敵わねえ…。」

最終章の幕開けの今の気持ちを聞かれた、神谷さん。前作の名台詞が今作も出てくると明かし、是非続いて行って欲しいシリーズと期待を寄せます。
それに答える形で、こだま総監督から「今回、最終章に突入したというのは、この先もあるというか、今回だけでは作り切れなかった…ということがありまして、これからが最終章の始まりであるという風に認識しています。」と先の展望が明かされました。

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締めの言葉はやはり神谷さん。

「今回のこの作品、立派に完結している素晴らしい作品になっておりますので、皆さん味わっていただきたいと思っています。今のお話のそこここに、あぁ〜というヒントがいっぱい込められておりましたので。いや〜もうね感動した、拝見して。で、早かった。もう一回観たいと思った。いや、観足りないんですよ。そのくらいの作品に仕上がっております。是非ご覧になった感想はネタバレをしない程度に正直にお書き頂けるとありがたいなと思います。是非よろしくお願いいたします。」と、語りかけました。


最後は、映画の大ヒット祈願、そして新宿観光アンバサダー任命を記念したセレモニー。神谷さんの「この街に必要なのは?」の問いかけに、お客様全員で「シティーハンター!」と答えると、『Get Wild』が流れ、壇上の傭兵のお2人より祝砲が!

「この作品、一言で言うと、ゲラゲラ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、ジーンでございます。」と、神谷さん。是非その答え合わせは劇場で!

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、9月8日公開です。

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posted by 一音入魂音楽館 at 20:50| レポート(管理人)

2019年03月27日

【レポート】『劇場版シティーハンター』獠ちゃんお誕生日記念 舞台挨拶付き“もっこり”応援上映会



観客動員数100万人突破の「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」
主人公、冴羽獠のお誕生日を記念して、3月26日、『獠ちゃんお誕生日記念 舞台挨拶付き“もっこり”応援上映会』が、「TOHOシネマズ新宿」にて開催されました。

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時刻は19時。応援上映が始まりました。

ピンクのサイリウムも配布され、コスプレ、掛け声、熱唱OK!
獠の登場シーンには、早くも黄色い悲鳴が上がります。
お約束の台詞は会場中でハモり、時にツッコミ、心配し、そして励まし!? 愛溢れるまさに“応援”上映です。歌の流れる場面では歌詞も表示され、みんなで歌う一幕も。



熱狂の応援上映が終了し、時刻は20時40分。

「Get Wild」が流れる中、司会でプロデューサーの若林豪さん(アニプレックス)の呼び込みで、こだま兼嗣さん(総監督)、北条司先生(原作者)、神谷明さん(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村香役)、プロデューサーの小形尚弘さん(サンライズ)が登壇し、皆さまお待ちかねの舞台挨拶の始まりです!

今回の舞台挨拶の模様は、全国70ヶ所の劇場に、ライブビューイングで中継されています。早速、ライブビューイングのカメラに手を振る登壇者たち。

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神谷さん「もっこり!こんばんはー!」
伊倉「一緒一緒!ここに来られなかったけど。」



まずはご挨拶から。

「復活して成立することが目標だったので、100万人というのは私たちにとって非常にありがたい数字です。ありがとうございました。」と、こだま総監督。続く北条先生には、客席から「かわいいー!」の声が飛び、「喋らせてよ」と少し照れつつも「想定外の事に目を白黒しております。」と、述懐します。

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神谷さんが「僕は生まれてからこんなにたくさん舞台挨拶をした映画はありません!これも応援してくれた、たくさんの皆さんの熱い想いの結果だと感謝しています。」と、述べると、「神谷さんが生まれて初めてこんなにいっぱいなら、私もそんな感じです。ビックリな感じです。今日はまた呼んで頂けて嬉しいです。」と、伊倉も同調。神谷さんが「それがシティーハンターだから嬉しいね。」と、言い添えます。

違う作品でも何回か舞台挨拶に登壇されているという小形さんも「こんなあったかい舞台挨拶は初めてです。」と、語り、会場の皆さまの手作りの応援グッズには、登壇者も嬉しそう!



実に、20年ぶりとなる今作については、「昔のシティーハンターも、この時代に認知されたということでは非常にうれしいですね。今回のシティーハンターは、今風の複雑な加工はほとんどしないで作り上げています。それもコアなファンの方達の為にそうしようと。それが支持されて嬉しいです。」と、こだま総監督。また、日本とフランス(実写)でのヒットに「皆さんのおかげです。」と、北条先生も感無量な様子。若林さんも「ここにくるまで非常に大変な長い道のりがあったので本当に感慨深い。」と、胸の内を語りました。



今回の応援上映を、途中まで、客席で観ていたという神谷さんと伊倉。

神谷さんは「とてもお若いお客様がいらっしゃるので嬉しいです、親子2代。シティーハンターを知らない世代の方からも、面白かった、ハマりましたという、ツイートが届いています。ありがたいです。僕たちのシティーハンター愛をしっかりと受け取って頂いて、それがこんなに大きくなって、この先期待できるかなと思わせるような想いが自分の中にはあります。」と、心中を打ち明けます。

応援上映初参加の伊倉は「掛け声、気の利いたツッコミを入れてくれると笑っちゃう。よそ見運転に『前向いてー!』」すかさず神谷さんが「携帯電話をスッと持っていかれたら……」神谷さん&伊倉「ドロボー!」と、笑い合います。そして「何回も観たんですけど、どんどん面白くなって、音楽が更に良くなって、CD買っちゃいました!」と、伊倉。お気に入りの曲は「Mr.Cool」!

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アニメスタッフの中では一番長く作品に携わっている小形さん。「ここまで続かなかったら、誕生日は届かなかったというのは、皆さまに応援していただいたから。ありがとうございます。北条先生に、覗きのドローンに『エローン』と、名付けて頂いた時に、これは勝てるなと思いました!」と。これには、伊倉が「親父ギャグですね!」と、ツッコミをいれます。



イベント開催の3月26日は、冴羽獠の誕生日

ハッピーバースデーの曲が流れ、神谷さんが「Dear 獠ちゃ〜ん♪」伊倉が「Dear 獠〜♪」と歌う中、バースデーケーキが登場!3月26日の獠の誕生日、3月31日の香の誕生日、二人分のケーキです。

すかさずスマホを構える伊倉に、ケーキを囲む登壇者たち。神谷さん「あ、香がいない!」と、伊倉も入っての記念撮影となりました。

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そして、北条先生から、獠の誕生日について、「偶然なんですね。連載をしていて誕生日の話をしようかとなった時に、偶然その日だったと。原稿書いてる時か、発売日の日にちにするのがお決まりになっている。」と、驚きの事実も明かされました。



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客席から「おめでとー!」の声が飛び交う中の、フォトセッション。
伊倉の手にはお祝いのハンマー!



楽しい時間もそろそろ終わりに近づいてきました。

「きっと、この先も観てくれる方がいると思って、楽しみにしています。よろしくお願いします。」と、こだま総監督。北条先生が「正直、30万人いったらいいなと最初は思っていました。50万人行ったら奇跡だろと思ってました。もう、100万人夢のようです!ありがとうございます!」と、謝意を述べます。

伊倉も「ありがとうございます。それしかないですよね。それしかない感じです。楽しかったです、いい思い出になりました。」と、感慨深げ。そして、小形さんは「このままヒットして、是非年末までやっていただいて、紅白でモッコリを是非ね。皆さんの応援次第でそうなると思います。」と、期待を寄せました。


最後は、神谷さん。

「本日、ライブビューイングでこの模様をご覧の皆さま本当にありがとうございました。そして、会場にお越しのたくさんの皆さまありがとうございます。更には、この会場に来ることができない、ライブビューイングにも参加できない、でも、おうちや、場合によっては仕事場で応援してくれている、たくさんの皆さんの想い、僕には届いています。そしてスタッフにも届いています。僕は、「どのくらい続いてくれるかな?」というのを、ずーっと先がわからずに、一瞬でも長くということで願い続けてきました。それがひと月を超えて、『ドラえもん』と一緒に上映され、更にこの後もおそらく一部の劇場かとは思いますけれども、『名探偵コナン』と一緒に上映される。僕は、それはハッキリ言って夢のまた夢でした。これもひとえに応援してくださった皆さんの熱い想いの結晶だと思います。今日ここに来ることができなかった、多くのスタッフを代表して、今回の皆さまの応援に対して、また更にこれからも盛り上がって頂くことを祈念して、感謝の言葉に代えさせていただきたいと思います。今日は本当にありがとうございました!」と、感謝の言葉で締めくくりました。



時刻は21時5分

「Get Wild」が流れる中、神谷さんの「待たせたな、俺を呼んだのは君だろ。」との台詞と共に、登壇者が手を振りながら退場し、舞台挨拶が終了しました。



「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」
大ヒット上映中です!
変わらぬ応援をよろしくお願い致します!

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posted by 一音入魂音楽館 at 21:10| レポート(管理人)

2019年02月12日

【レポート】『劇場版シティーハンター』公開記念舞台挨拶


「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」の劇場公開を記念し、『公開記念舞台挨拶』が、公開翌日の2月9日、10日、16日の3日に渡り、東京・大阪・名古屋にて実施されます。(伊倉は7回全てに登壇予定です。)

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『シティーハンター』は、1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、1987年にはTVアニメ化。TVシリーズ全140話、TVスペシャル3作、劇場版3作を数える大ヒット作です。そして、1999年のテレビスペシャルから20年の今年、完全新作の劇場版として現代の新宿に蘇りました!ファンには堪らない、20年前と同じ、オリジナルキャストでの製作です。

そんな『劇場版シティーハンター』公開記念舞台挨拶のチケットは、どの会場も早々に完売!変わらぬ人気ぶりが伺えます。今回はその中から、9日『TOHOシネマズ新宿』の公開記念舞台挨拶の模様をお届け致します。完成披露試写会の舞台挨拶と同じスクリーン9にて、15時45分の回の上映後の実施です。



時刻は、17時30分。

今回の劇場版でもEDテーマの『Get Wild』が流れる中、司会の上重聡さん(日本テレビアナウンサー)の呼び込みで、北条司先生(原作者)、こだま兼嗣さん(総監督)、伊倉一恵(槇村香役)、神谷明さん(冴羽獠役)、飯豊まりえさん(進藤亜衣役)、山寺宏一さん(御国真司役)、戸田恵子さん(来生瞳・泪役)が次々と登壇します。

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まずはご挨拶から。新宿が舞台のシティーハンター。
「この映画を観るんでしたらここの劇場ですよね。」と、こだま総監督。伊倉が「もう新宿が大変です!帰り、あちらこちら見て帰ってください。」と息巻けば、神谷さんが「俺を呼んだのは君たちだろ?」と予告動画でもお馴染みの台詞をモジって会場を沸かせます。


公開翌日の今の心境を聞かれた、こだま総監督は「一番緊張しているところ。ネットはあまり見ないようにしている。皆さんの喜ぶ顔をみてホッとしています。」と、安堵の笑み。お客様の生の反応が一番楽しいとのこと。司会の上重さんから「ネットの中でもかなり高評価」と聞くと、感謝の意を表しました。


また、『キャッツ♡アイ』の登場には、「来たな、いつかは来るだろうなと思っていた。このタイミングとは思わなかった。」と、北条先生。『キャッツアイ』三姉妹の2役を務めた戸田さんは「こんな機会が頂けるなんて夢にも思ってなくて、果たしてちゃんと務まるのかなと不安でしたが、非常に懐かしい時間を過ごすことができて、『シティーハンター』と『キャッツ♡アイ』のファンの方がこんなにもたくさんいたんだと気付かされて、精一杯やらせていただきました。」と、感慨深げに語りました。


20年ぶりとなる『シティーハンター』のアフレコには、神谷さんも伊倉も不安が伴いましたが、「実際にスタジオに入って、レギュラーの皆さんの声を聴いた瞬間に元に戻った。懐かしいと同時に、先週までレギュラーでやってたんじゃないかな?ってくらいの熱気を感じた。」と、神谷さん。第一稿を読んだ伊倉は、「役者は本を読ませて頂くとやってみたくなってしまうし、心配もありましたけれど、獠のまぬけなモッコリを聞いて、いきなりハンマーで殴り飛ばしたら、あ、いけるかなと。相変わらずのモッコリ具合でした!」と、モッコリ発言連発!?

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また、『キャッツ♡アイ』愛役の坂本千夏さんと大親友の伊倉。第一稿から『キャッツ♡アイ』が登場していた為、「千夏ちゃんに話したくて話したくて!」と、情報解禁になるまでウズウズしていた様子。


今回、声優初挑戦の飯豊さんの演技力の高さには、「全力でまるで本人、劇中のキャラクターがまんま発しているようなお芝居をしてくれたので楽しくてしょうがなかった。本当に嬉しかった。」と、こだま総監督。神谷さんも「最高のキャスティング!」とし、更には、客席に向かって「皆さんご覧になっていかがでしたか?」と問いかけ、会場に響く大きな拍手で満場一致!
それには、飯豊さんも少しはにかみつつ「普段は相手が目の前にいてお芝居するので、マイクに向かって相手に伝えるというのが難しかった。今回の出演は親孝行、シティーハンターは母の青春です!」と、語りました。

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また、シリーズにおいて、“功労者”とされる、山寺さん、茶風林さん、大塚芳忠さん、山崎たくみさんには、絶対出てもらいたいと、読売テレビの諏訪道彦さんと話していたと、神谷さん。

伊倉と恩師が同じで後輩の山寺さんは、当時デビュー2年目くらい。シリーズで“冴羽獠に一番やられた男”と言われる程、番組に長く携わってきました。
山寺さんは、今回の『劇場版シティーハンター』の情報をネットの記事で知ったそう。「話は来るのかな?何らかの役では出たい。また獠さんにやられる役でもいいし、なんなら効果音でもいいから…」と、思っていたら、まさかの大役!プレッシャーを感じつつも嬉しかったと感慨深げ。「皆さんレジェンドで、今回また、戸田さんですよ。僕、戸田さんの横では犬役しかやっていないですからね。」と、会場の笑いを誘います。

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そして、『シティーハンター』復活に因み、「私生活、仕事で最近復活した事、させたい事」の質問には、「視力に衰えを感じ、回復させたい」と北条先生。こだま総監督は「ドレスコード」。舞台挨拶で上着のジャケットを30年ぶり位に着たそう。また、こだま総監督は「獠に、自分の言いたい台詞を言わせることができたのがすごくうれしい。言いたいけれど自分では言えない台詞を冴羽獠は言える。」と、獠に託したとの事。

伊倉が「シリーズを。劇場版を録ったら、ちょっと欲がでてきちゃったかな。」と期待を寄せ、神谷さんも「『ルパン三世』のように時々帰ってくる、そういうものになったら嬉しい。今抱いている夢を実現させるためには、なお一層の皆様のお力添え頂きたいと思います。」と語ると、会場はお客様の温かい拍手に包まれます。飯豊さんも「同世代の方にもシティーハンターを愛してもらえるように…」と、願いを込めました。

山寺さんからは、活舌の話から、昔通っていた歯医者さんの看板がエンディングに出てきた!との、驚きの発言も。その横で戸田さんが「復活させたいことは山ほどあるんですけれども、山ちゃんの幸せが復活できるように。」と吐露すれば、「十分幸せです!素敵な先輩に囲まれて!」と、これには山寺さんも大慌て!?

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楽しい時間は早く過ぎるもの。
取材陣によるフォトセッションに移ります。
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写真で、笑顔を引き出す新しい掛け声は「モッコリ〜!?」



最後に代表して、神谷さんからご挨拶。

「本日は本当にようこそおいでくださいました。先ほどもお話したように、シティーハンターは、皆様の支えがなければ、このような劇場版になることもありませんでしたし、今後の展開も多分ないと思います。これからも皆様のお力を本当にお借りしたいと思います。末永く見守って下さい。ありがとうございました。」



時刻は18時。
開始時同様、EDテーマの『Get Wild』が流れる中、「モッコリさようなら!」と、ゲストが手を振りながら退場し、舞台挨拶が終了しました。


『劇場版シティーハンター <プライベート・アイズ>』
大ヒット上映中です!
皆さまお誘い合わせの上、是非、劇場にお運びください!


posted by 一音入魂音楽館 at 19:01| レポート(管理人)