2019年01月30日

【レポート】『劇場版シティーハンター』完成披露試写会


「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>の2月8日の公開に先立ち、全国56ヶ所で一斉試写会が実施された1月29日。TOHOシネマズ新宿(スクリーン9)にて、原作者、総監督、キャストが登壇する『完成披露試写会』も開催されました。


現在、新宿では、映画公開を記念し、特大キャンペーンが開催されており、至る所で『劇場版シティーハンター』の世界に触れることができます。
JR新宿駅東口(構内)には、リアル伝言掲示板が設置されました!

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また、東口を出たところには、冴羽獠の看板も。
そして、歌舞伎町セントラルロード(ゴジラロード)に掲げられたフラッグの冴羽獠に誘われ…気付けば映画館に!なんてこともありえそう!?

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TOHOシネマズのある、新宿東宝ビルのACORN前広場には、当日午前中から、ミニクーパーが設置されており、『完成披露試写会』を前に、こだま総監督とキャスト陣が登場し、プレス向けイベントが!
冴羽獠の格好をしたコスプレイヤーは、公開日の2月8日に因み…27?いえいえ、神谷明さんを入れて、総勢28名の冴羽獠!なんとも粋な演出です。

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そして、TOHOシネマズ3階ロビーにも特大看板が!

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シアター9では、皆さまお馴染み、シティーハンターのBGMが流れ…



時刻は開演時間の17時50分
司会のラルフ鈴⽊さん(⽇本テレビアナウンサー)が登場し、ゲストを呼び込みます。

ディスコ風のライトで場内が照らされ、スクリーンに大きく『CITY HUNTER』 の文字が浮かび上がり、今回の劇場版でもEDテーマとなる「Get Wild」が流れる中、神谷明さん(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村香役)、一龍斎春水さん(野上冴子役)、小山茉美さん(美樹役)、飯豊まりえさん(進藤亜衣役)、こだま兼嗣さん(総監督)、北条司先生(原作者)が次々と登壇します。

舞台挨拶が始まるように思われたその時、どこからか聞き覚えのあるセリフが…!
冴羽獠になりきった?チュートリアルの徳井義実さん(特別出演)が、80年代を彷彿させるバブリー美女6人と登場。これには、香…ではなく、『劇場版シティーハンター』ならでは、飯豊さんの100tハンマー(バルーン製)が、優しくお見舞いされます。

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気を取り直して、まずは登壇者のご挨拶から。


神谷さんが「是非、最後までモッコリ楽しんで頂ければと思います。」と語れば、「久し振りに、思う存分、ハンマーを振り回しました。お楽しみください!」と、伊倉。一龍斎さんは「みんな待っててくれた?冴子よ♡」の一言で、早くも客席を魅了します。そして小山さんからは「実は、ファルコンが風邪を引きまして、(喫茶)キャッツアイに置いてきました。」と、玄田哲章さん(海坊主役)の、欠席理由の説明がありました。オリジナルキャストには、年月を経ても変わらない安心感があります。(玄田さん、どうぞお大事にしてください。)

ゲスト声優で、挨拶も初々しい飯豊さんに、獠の抜群のスタイルに近付きたいと試行錯誤!?の徳井さん。

「皆様が期待している通りの昔ながらのシティーハンターをそのまま使っております。昔の感覚で楽しめると思います。」と、こだま総監督。そして、北条先生の「待たせたね。」の一言には、会場中が痺れ、そして沸きました!


北条先生から、シティーハンターの誕生秘話も語られ、そして話題は、『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』へ。


「何にも変わらない。多少、今風になってはいますけど、ファンへのお礼が第一義。満足していただけるのではないかと。」としながらも、ハラスメント問題が取り沙汰される時代に上映する不安を吐露する北条先生。その反面、どれだけ若い人達に受け入れられるかも、非常に興味がある様子。こだま総監督も、「昔のファンの方へのお礼としつつも、ちょっと心配な部分はあった。『時代の空気を読まんかーい!』にもあるし。」と、変わらない事の難しさを述懐します。


神谷さんは、オファーを受けた際、驚き、嬉しさ、そして、年を重ねた今、当時のように表現することができるだろうか?といった不安を抱えていたそう。伊倉も「香は地に近い」と、周りには言われるものの、同じ不安を抱えていました。そして、1年かけて今できるベストの『獠ちゃん』を作った神谷さん。伊倉もボイストレーニングに通いました。迎えた収録では、「ひとこと皆さんの声を聞いた途端に20年前に戻りました。全然変わってないんだもん!」と神谷さん。そして伊倉も「みんなのお顔を見てやりだしてみたら、あら?大丈夫かも?となって、思いっきり暴れさせていただきました。」と、とても楽しい収録だったよう。

一龍斎さんからは、オリジナルキャスト陣で、今作に参加できた事への感謝の意が述べられます。そして、一足早く試写を観られた小山さんは、試写を観た夜に20年前の再放送も観て、「同じ声してるんですよ!絶対期待してくださって大丈夫です!」と、断言したものの、司会のラルフ鈴木さんに「皆さん、自分たちでハードル上げるんですね(笑)」と、ツッコまれ、慌てる一幕も。


今回、声優初挑戦の飯豊さん。その収録を、コッソリ見ていた神谷さんは「1シーン聞いただけで『ヤッタ!』と思いました。21歳の感性と、ナイーブさ。それから台詞のそこここに、彼女の持っているかわいらしさ。更に演技は抜群です。素晴らしいです!」と、称賛します。伊倉も「間違いないです!」と、太鼓判。
飯豊さんは、「神谷さんが観ていてくれて嬉しかった。一生忘れない出来事でした。」と、語りました。

その一方、収録時の画が、映像ではなく絵コンテだった事に、何かトラブルがあったのかと心配もされたそう。それには、特別出演の徳井さんも同調します。
「最近のアニメーションは、ほとんどの作品が同時進行で、今回のアフレコをした画は、情報はしっかり与えてくれる。あの状態でやって助かるのは、良い芝居をすれば、口の動きを台詞に合わせてくれる事。完全に出来ていると合わせないといけないから無茶苦茶大変なんです。」と、解説する神谷さん。

もう1人のゲスト声優、徳井さんの役はとても個性的。徳井さんの事も「無茶苦茶良かったですよ。リアリティーものすごくありました。僕らがやるとみんなもっとやっちゃうんですよ。だからちょうど良い。」と、称えます。徳井さんは「女性好きってこんなにかっこいいんだと。冴羽 獠から学んでいる。」とか。


また、映画の見所を聞かれた、北条先生の「伊倉ちゃんが8才、7才?の声もやっている。それがまた、ちゃんとなっているという。」といった思わぬ言葉に、伊倉も「もうやめて〜」と、赤面します。



最後に、神谷さんから、これから映画をご覧になる皆さまに向けてのメッセージが!
「当時のシティーハンターが、何の違和感もなく、現代にスライドしています。それは、脚本家の加藤陽一さんのお力でもあると思います。見所は、もうそこここにあります。シティーハンターファン、各キャラクターのファン、音楽のファン、皆さん満足していただけることと信じております。何しろ20年ぶりに帰ってくることができて、こんなに嬉しいことはありません。最後に『Get Wild』とともに流れるエンドロールには、こだまさんの愛が溢れています。僕は何度も泣かされました。今日も多分泣いちゃうと思います。是非見逃さないように、最後までこの作品を楽しんで頂きたいと思います。今日はありがとうございます。」


これにて、舞台挨拶は終了しました。



その後、登壇者が客席に降り、会場の皆さまと記念撮影!
皆さまの手には、入場時に配布された100tハンマー型うちわが揺れます。
伊倉の手には、もちろん100tハンマー!
そしてそれを神谷さんが支える姿に、壇上のラルフ鈴木さんからは「相合傘みたいですね!」とのコメントも。

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撮影も終わった、18時35分
大スクリーンに、タイトルが映し出され、いよいよ待ちに待った、上映が始まりました!
息もつかせぬ95分!
会場の皆さまと一緒に、神谷さん、伊倉らも、客席にて鑑賞します。



そして、時刻は20時5分。イベントが全て終了しました。



2月8日公開
『劇場版シティーハンター <プライベート・アイズ>』
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第2弾特典付きムビチケカード、好評発売中です。
皆さまお誘い合わせの上、是非、劇場にお運びください!



★開催されているコラボ企画★(抜けていたらごめんなさい!)

『モンスターストライク』コラボ (1/17〜2/2)
『XFLAG STORE SHIBUYA/SHINSAIBASHI』コラボメニュー(1/17〜2/8)
『TSUTAYA(東海)』コラボキャンペーン(1/18〜2/17)
『カレーショップC&C』デジタルスタンプキャンペーン (1/18〜2/17)
『新宿ALTA』 コラボキャンペーン(1/22〜2/15)
『LAWSON』 店内放送 /限定グッズ付ムビチケコンビニ券(1/22〜)
『いきなり!ステーキ』 スタンプラリー(1/25〜2/21)
『天下一品』「XYZ」キャンペーン (1/25〜2/28)
『築地 銀だこ』Twitterキャンペーン(1/26〜2/25)
『CAFE ZENON』コラボメニュー (1/28〜2/28)
『新宿マルイアネックス』期間限定ショップ(2/1〜2/14)
『都営交通』 モバイルスタンプラリー (2/1〜2/28)
『食べログ』コラボ 新宿15店舗
『NAVITIME』着せ替え(期間限定)


posted by 一音入魂音楽館 at 12:31| レポート(管理人)